音色の良い草

俺これ持っておきおばあちゃんがくれたのは茄子みたいな形をしたミニトマトだった私はベッドの上で目を覚ました悪い夢ではなかった
けどなんだか
全体的にスケールが小さかったようなそんなことを考えながら私はごそごそと起き出して暇に向かったあけましておめでとうと言いながら今の扉を開けると母が私の姿を見て笑いながらこう言った何よあんたそのパジャマつんつるて
んじゃない笛吹荘私は幼い頃笛吹きそうによく遊びに行った笛吹荘はおじいちゃんの別荘で海が良く見える丘に至っていた 私と同じく遊びに来ていた親戚の子達と一緒に笛吹草の中を無我夢中で走り回ったものだお母さんに聞いた話ではおじいちゃんは子供が大好きで笛吹荘は子供のために作られたらしい