固定残業代制を導入するメリットが見えてくるブラック企業の実態

「固定残業代制」
事前に固定残業時間とみなし残業代を取り決めて支払う制度。

例えば、月の固定残業時間が30時間、みなし残業代が5万円だとします。
月の残業時間が40時間だった場合、みなし残業代の5万円プラス10時間の割り増し賃金を支払うのが企業の義務。
また、残業時間が30時間未満であったとしてもみなし残業代の5万円は毎月一律として支給することも義務です。

つまり、労働者側にとっては非常にメリットのある制度といえます。
企業側にもみなし残業代の費用を一律支給によって管理しやすいメリットがあります。

ですので、労使双方にメリットがある制度といえます。

ただ、固定残業代制を導入する企業には一部のブラック企業が潜んでいます。

先の固定残業時間をオーバーした分は割り増し賃金として支給することが義務だと説明しました。

しかし、この割り増し賃金を支払わない企業が散見されます。
これらの企業がまさに法令違反を繰り返すブラック企業。

ホワイト企業とブラック企業の見分けは割り増し賃金の支給有無で判断できます。

もし、ブラック企業の兆候が見られたら直ちに証拠を押さえて労働基準監督署に報告しましょう。

証拠が立証できればすぐに動いてくれます。
割り増し賃金の未払いで泣き寝入りをしないためにも第三者機関は利用するにこしたことはありません。

参考:固定残業代制の導入企業はホワイト?ブラック?【違法性と見極め方も解説】